当ブログsoireeは管理人kanaeによる雑多な二次創作を扱っております。苦手な方等はご容赦ください。


by kanae
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02 浪漫 蝋燭 路頭を照らせ







いつだって信じていたのは一人だった。
あの中学校の屋上から、高校で一人俺が野球に打ち込んでいるときも、
そして渡伊してから、語学やしきたりや、仕事のことなんか覚えるのに必死な時も。

たった一人を信じてきたのだ。



ミルフィオーレの処へ綱吉一人で交渉に行って、そしてかえってこなかったとき、
そして当てつけのような綱吉の装飾品が送り返されてきたとき、
目の前が真っ白になった。そして鮮明になった。

たったひとりをしんじてきたのだから。
これからもしんじたらいいのだ。

彼は死んでしまっても、
山本に光を照らす存在であることに変わりはない。
道を教え、照らし、そして夢を見してくれる。

とても孤独でさびしがり屋の少年が、やさしいその笑顔に救われたように。










夢では、なく。
未来の記憶。

山本は、その記憶を、本当に心の奥底に大事にしまっている。

「やまもとー!」
中学の制服を着た、綱吉がこちらに手を振っている。
あんな想いは二度と、したくない。
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by kanae-r | 2010-01-26 08:37 | TV's[irohauta]>re | Comments(0)