当ブログsoireeは管理人kanaeによる雑多な二次創作を扱っております。苦手な方等はご容赦ください。


by kanae
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10 卒業







イタリアに帰ってきた綱吉とリボーンの迎えにと、ファミリーは大変な騒ぎだった。

守護者の一部は泣き出すし、ヴァリアーは出し抜かれたことに怒っていたし、
ユニはにこにこ(というよりにやにやしていたように思う)していたし、
なんだかわからないままに屋敷が破壊されて、酒宴が始まった。






「リボーン、しばらくみないうちにおおきくなって」
わちゃわちゃと囲まれるヒットマンが、それでいて綱吉から離れないので、
ユニがにこりと笑う。
「それで?おじさま、どうでした、ケープタウンは」
「ああ、よかった」
にやりと笑ったその笑みを見て、ユニはころころと笑った。
「私、おじさまに譲ったのは今回だけですからね。みんながドンナを大好きなこと、お忘れなく」





「そういえば、リボーンの誕生日終わっちゃったけど、何がほしいの?」
毎年、ドンナからのプレゼント、はファミリーの恒例になっている。身分の分け隔てなく、望むものが与えられる。
「・・・そうだな、今もらうか」
「?」
隣できょとんとしている綱吉に口付けた。
「!」
真っ赤になった綱吉に、プレゼントくれるんだろう、とにやりと笑う。
と、次の瞬間には、周りから一斉に射撃やらトンファーやら、刀やら、爆弾やら、攻撃が飛んできて、リボーンは避けたものの、綱吉が巻き添えを食らった。
ぐふ、と綱吉がぶっとんだことは誰も気にはせず、煙幕の中心には、ひょうひょうとたつ黒衣の最強ヒットマンがいる。

「赤ん坊、いい度胸しているね」
「いくら坊主といえどゆるされないのな」
「おじさま、ずるい!さっき一度だけっていったのに」
「・・ドカスが」
「ボスのこと、みんなすきなのに」
「リボーンさん、それ以上は」

ああもう、と綱吉が頭を抱える。そのひざに、マーモンがやってきて、ちょこりとすわる。
「みんな、綱吉が大好きだからね」
綱吉はきょとんとして、つぶらな瞳に、にこり、と笑いかえした。
「うん、オレもみんなのこと、大好きだよ」
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by kanae-r | 2014-02-09 23:49 | 師弟関係10のお題>r | Comments(0)