当ブログsoireeは管理人kanaeによる雑多な二次創作を扱っております。苦手な方等はご容赦ください。


by kanae
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Seek and ye shall find

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大きくなったねぇ、と抱きあげられる瞬間が、
とても恥ずかしくもあり、実は嬉しい時間である。
綱吉のところへ行けば、いつもそのようになっていたけれど、

だんだんと時間がたつにつれて、それがかなわなくなるのだ、と思った瞬間
もっと甘えておこう、とおのおの、こどもたちは、打算的な考えにたどりついた。









ツナヨシ、とかけよったのはマーモンだった。
どうしたの、と問う声は優しい。
いつだって、綱吉は人を見た目の年齢相当のものとして扱うことが多かった。
伸ばした腕は、柔らかくて、あたたかくて、しなやかな腕に迎えられて
そして抱きあげられる。
その瞬間は、ふわり、と柔らかくて良い匂いに包まれる。
何もわからない振りをして、そして首に手をまわすのだ。






ツナ、と掛けよったランボは、その後ろにヒットマンの存在を知って、
いつものように抱きつく前に、ぴえ、とおびえて綱吉の腰のあたりにすがりついた。
どうしたの、と問う声は優しい。
綱吉はよ、と声をかけると、ランボを抱き上げる。
おもくなったねぇ、と掛ける声も優しく。
ランボは恥ずかしいな、と思う反面、あの頃のようで、懐かしくなる。
ヒットマンの眼光が鋭いのを、あえて流して、
そして何も知らない振りをして、頬にキスをする。






綱吉、と声をかけると、
どうしたの、と執務室の机から、綱吉が顔をあげた。その声は優しい。
そうか、これから出張か、となっとくして綱吉は立ち上がり
入口近くにいたリボーンのところまであるいてきた。
綱吉はいい?と声をかけてから
リボーンの返事を待たずに、しなやかでほっそりとした腕をのばして、抱き上げる。
いってらっしゃい、と頬を擦り寄せられるのを感じながら
リボーンは、ああ、と返事をして、
何も気にしないふりをして、しばらくじっとしている。
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by kanae-r | 2014-02-19 05:54 | PROVERBS >r ♀27 | Comments(0)