当ブログsoireeは管理人kanaeによる雑多な二次創作を扱っております。苦手な方等はご容赦ください。


by kanae
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バンクーバー、10月

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ノービスやジュニアの子供達にスケートを教えるのは楽しかった。

こどもは不思議だ。感性がちがう。きらきらと光る瞳は純粋で、どんなごまかしもウソも通用しなかった。


彼らに愛や希望を語れといってもそれは無理な話だ。彼らの話を聞いて、身の丈にあった、実体験をもとに語って、彼らの中にすとんと落ちれば演技で帰ってくる。伝わっていないのであればそれは帰ってこない。

きみはきままな天使だ。雲の上でおひるねしたら気持ち良さそうだよね、つかみどころのない、ふわふわとどこまでもいける。君のベッドにあるくっしょんにほおずえをついて、ねむいなあってあくびがでるね。
きみの大切なぬいぐるみを抱きしめてみてごらん、うまれたばかりのおとうとでもいい。たいせつにだかないとね。大すきだよってつたわるようにね。
ぱーぱとまーまがいなくなってしまって、きみはまいごだ、探しても探してもいないよ、かなしいよね。泣いてしまいそうだよ。
手のひらに糸がからまってるんだ。マリオネットみたいにね。上からつるされて、おどるんだよ、人形だからかちんこちんだ。
きみの影からにげるようにね、どこまでもおいかけてくる、つかまらないように、そう、にげてにげて、こわいものにつかまらないようにね。
君は木の葉だ、風があちらから吹いて、こちらから吹いて、くるくるまわるんだ、おちていったりまいあがったり、とらえどころがない。どこにつぎはいこうか。




彼ら彼女らといるとこころが満たされる。
普通の幸せを考えた時に、子供を持てないことだとか、世間体とか…考えてしまうことはある。自分は好きで納得してるからいいけれど、無理矢理巻き込んでしまった感のある彼は納得してくれるだろうか。
そういう意味ではこのリンクの上でのこどもたちが大会にでたりショーにでたりして氷上で表現することは、極論をいえばリンクをマネージするユウリと直截指導するヴィクトルの二人の作り上げたものになるのだから、すごく素敵なことだ。
ユウリのマネージャーとしての能力は誰もが認めるところだったし、ヴィクトル自身もそう思う。氷の上を散々楽しんだ後、彼は後進のために邁進して、日々の仕事にやりがいを持っているし、ヴィクトルだって大好きなスケートの指導と、何より大切なlifeの充実を図っている。


普通の幸せではないけれど、満たされている。彼もきっとそうだといい。
伝わるように、おはようからおやすみまで、たくさんのキスとハグをしてやるのだ。


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by kanae-r | 2017-01-25 16:38 | YURI ON ICE | Comments(0)