せいじゃく
2005年 01月 12日
しんしんと降る雪は全ての音を飲み込んで、静かな昼間を作り出した。
切り取られて空間に二人、という奇妙な感覚。
静か。窓の外を眺めていたのだめが呟く。
ピアノの前に座っていた千秋が鍵盤から指を離すと無音の静寂がやってきた。
とても静かな気持ち。何となくのだめは人肌が恋しくなって千秋のところに戻る。
ぎゅう、と頭を千秋の胸板へ押し付けると、心臓の気配を感じた。
静か、デス。そう呟くと、顔は見えなかったけれど、微笑む気配がした。
切り取られて空間に二人、という奇妙な感覚。
静か。窓の外を眺めていたのだめが呟く。
ピアノの前に座っていた千秋が鍵盤から指を離すと無音の静寂がやってきた。
とても静かな気持ち。何となくのだめは人肌が恋しくなって千秋のところに戻る。
ぎゅう、と頭を千秋の胸板へ押し付けると、心臓の気配を感じた。
静か、デス。そう呟くと、顔は見えなかったけれど、微笑む気配がした。
by kanae-r
| 2005-01-12 20:19
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