狂う
2006年 09月 06日
遠くの方で耳鳴りがした。私が目をあけると、そこには目をあけてこちらを見ている彼がいた。そうっとおでこに口付けられて、私は私で目を閉じる。彼は彼で私に何を思うのか。
薬を飲むことにしたのはそれが一番自然な流れの行き着く先だったからでそれに関しては私はなんとも思わない。きっともし二人とも優先順位が違ったらまた違う未来が見れたかもしれないけれど、最初から優先順位が決まってる私たちには明らかな未来だったのかも。もう大昔、二人で子供の話をしたことがあったことを思い出した。
彼の腕が私の体を包む。乾いた空間がそこにはある。私たちがこうなのも、必然と言えば必然だったのかもしれない。
薬を飲むことにしたのはそれが一番自然な流れの行き着く先だったからでそれに関しては私はなんとも思わない。きっともし二人とも優先順位が違ったらまた違う未来が見れたかもしれないけれど、最初から優先順位が決まってる私たちには明らかな未来だったのかも。もう大昔、二人で子供の話をしたことがあったことを思い出した。
彼の腕が私の体を包む。乾いた空間がそこにはある。私たちがこうなのも、必然と言えば必然だったのかもしれない。
by kanae-r
| 2006-09-06 02:39
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